高校生数学

やさしい高校数学 -この本の本当のレベルはどれほどなのか-

高校生

みなさん、こんにちは。
今回紹介する問題集は、

学研「やさしい高校数学」です。
河合出版「やさしい理系数学」ではありません。

本当にやさしい方です。

苦しみの数学から救ってくれるかもしれません。
そんな価値ある一冊です。

どんな本なのか

学研
著者:きさらぎ ひろし
ⅠA ¥1836
ⅡB ¥2268
Ⅲ ¥2484

ⅠA 約600ページ、ⅡB 約900ぺージ、Ⅲ 約700ページ です。

これは、
基礎問題精講Ⅲ(左)とやさしい高校数学(右)です。
結構厚いです。
ⅡBはさらに厚いです。

例題のみが集められている小冊子(掲載問題集)が入っています。
こちらは60ページ程度です。

ということで
一応2冊分冊です。


問題数

ⅠA 例題 174題
ⅡB 例題 298題
Ⅲ 例題 221題

以上の問題が収録されています。

ⅠAには”中学までのおさらい”ページが50ページほどあります。


構成

基本的に「例題」があって、その「解説」という構成です。
解説については
大変丁寧ですし
先生と生徒との会話形式で進んでいきます。

読みやすく
結構なスピードで
読み切ることができます。
2~3週間で1冊終わらせられます。

本気で取り組めば。



重要な箇所は
このように「POINT」として整理されています。

コラムとして
公式の導出過程が説明されています。
ここがかなり役に立ちます。

全体的に例題のレベルは
教科書の問題レベルと同等で
それほど高くないですが

このコラムは
難関大学の入試に直接出題されたりします。

なぜその公式が導かれるのか
その原理を知っておくことは
学力アップの秘訣であり
他受験生との差を生み出す一歩です。


例題のレベルはそれほど高くないと書きましたが
基本典型問題として
そこそこのレベルの問題もあつかっています。

共通テストだけの入試で
数学は「しのぐ」という科目であるならば
この本と
予想問題・対策問題演習で
対応可能だと思います。







使うべき人は誰か

教科書理解に苦しんでいる人

塾では
高校進学後、
数学が心配な生徒にこの本のⅠAをプレゼントしていました。

この本の例題解説は教科書理解を助けてくれます。


定期テストで
「数学が心配」と言っている生徒に
この本を紹介すると
とても気に入ったりと

数学に対して苦手な印象を持っている人には
理解しやすく
重宝する本です。






同様のレベルの問題集に
数学入門問題精講」や「初めから始める数学」などがあります。

見比べて
好みの本で学習すれば良いですね。



学習方法

数学が苦手な生徒には
教科書サポート教材として渡しています。


数学において
覚えておくべきことは

教科書内容の完全理解と
教科書内の問題解法の完全修得ができていると
共通テストレベルの問題演習に進むことができるということです。

その後は
”一般的”な大学の二次試験・個別試験対策が可能となります。

そして段階的に演習レベルを上げていき
志望大学の過去問演習にて
思考訓練を行うわけです。


大切なことは
数学学習の一歩目である
「教科書」をいかに正確に理解し修得するかということです。


学校の進度に合わせて
この本を参考書として使っていっても良いですし、

入試まで
時間がないのであれば
この本に集中し
1冊2~3週間程度で仕上げるつもりで
学習することも可能です。


この本の内容レベルで抜けがあっては
将来の学力向上に不安という文字がちらつきます。


繰り返す必要があるならば
完璧になるまで繰り返しましょう。



同じ著者の演習用教材も販売されています。

この著者ですべて完結させたい場合は
これらを使って演習すると
解法を増やすことができます。




到達ライン

例題完全理解&修得で共通テスト対策へ

「やさしい」とついていますし
解説も読みやすく大変丁寧です。

でも
あつかっている問題は
まあまあのレベルです。

例題によっては
青チャートのコンパス3とか4とかの問題も
ちょっぴりあります。

もちろんほとんどの問題は
基本問題です。

確実に理解し
解法を定着させて
演習に移って行きましょう。

「やさしい高校数学」学習後には
共通テスト対策に進むことができます。

演習訓練によって
共通テスト6、7割は取れるようになります。




演習訓練によっては
8割ぐらいはいけそうなんですけどね。





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