中学英語 ひとつひとつわかりやすく。 動画は旧版用?問題や解説の質は?

皆様、こんにちは。

「自分で教科書の英文法を理解できるようになりたい!」
そう思うときに適した教材がないかと悩みます。
特に中学生は。



「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズの英語には
本書に合わせて英文法の無料授業動画がyoutubeに
アップされています。
※動画は改訂前の内容に対応
また練習問題の音声が付いています。

各ページにはQRコードがついており
それによって練習問題の音声が再生されます。

さらには
「マイオトモ」というアプリにも音声が入っていますので
スマホがあればどこでも英文音声を聞くことができます。

以下に
英語教材の
リンクを張っておきます。

5種類が出版されています。

「中学英単語をひとつひとつわかりやすく。」
「中学英語を”もう一度”ひとつひとつわかりやすく。」
については別の機会に詳しく書くことにします。

2冊とも良い本です。
中学生にはもちろんですが、
中学英語が怪しいまま高校生になった人にも
この2冊を高速で学習させたりすることがあります。





どんな本なのか

さて、
本書ですが、

出版社 学研 各1冊¥1,100-


上記は中1のもくじです。

メインのページは
テーマごとに見開きで
左ページに英文法解説、
右ページにその英文法の基本練習という構成です。



各章の終わりには
復習テストがあります。
その章の内容の確認問題になっています。


※動画は改訂前の旧版対応
通常のページでは
左側の解説にそって
NOBU先生が授業を展開します。

ひとつひとつわかりやすく 授業動画

英語は
山田暢彦(NOBU)先生です。
授業動画では若いです。笑

今では
もう結構おじさんです。

内容

他教科も含め
このシリーズの
すべてに言えることですが
本書の目的は
「大枠の理解」です。

率直に言えば
左側の文法解説には

レイアウトや情報量の制限によるものだと思いますが

十分であるとは言えません。

言い方を変えれば
「全体把握」という観点で言えば
よくできています。

「全体把握」をこの本によって成し遂げ、
教科書理解につなげたり
より深い理解を他問題集でスムーズにできるように、

といった位置にある問題集です。


随所にイラストがあります。

イラストが理解を助けているとは思いませんが
「なんとなく楽しい、うふふ。」という気持ちにさせ

学習を促進する働きはあると思います。

解説部分は
クセもなく普通です。


基本練習問題での確認、
復習テストでの演習、

そのあと
復習のリズムによる
定期的な反復訓練が
やはり必要です。

問題についてですが

整序、空所補充、語句選択、英訳など
なかなかしっかりとした問題になっています。

左ページを学習して
右ページの基本練習問題を解こうとすると
「ん?うーーん、解けないぞ。」と
なることもあります。

復習テストのページの問題についても
英訳問題がほぼすべてにありますので
スラスラと解ける人は少ないと思います。

解答は分冊です

解答を見ると
解説はなくて
ほとんど正答しか載っていません。

まあ、
それで良いのだろうと。

わからなかったら解答を確認して
「ふむふむ、そういうことね。」
とし、
左ページの解説を確認して


あとは音声とともに音読して
自分の中にしみ込ませる。

NOBU先生の方針として
難しいことを苦しみながら勉強するのではなくて
英語に親しんで
感覚的に使えるようにしようということですので

そういう点では
よくできています。

「この英文法問題は例外的なので、うっしっしっ!」
なんて言って

使うかどうかが謎な文法問題の解説をしている問題集よりは
よほど価値のある問題集です。

使うべき人は誰か

中学で本格的に英語学習をはじめる人

中学英語の場合、
教科書を自身にしみ込ませれば
定期テストでも
高校入試でも
十分すぎる得点が取れますし、

会話も問題なくできます。

ただし、
先生がいない状態で
教科書を渡され

「学べ」と言われても
なかなか厳しいものです。

そんな時に
本書で

全体的な文法を理解したり
問題を解いたりして

大枠を理解した後に

英語教科書を学ぶのであれば
学習を進めることができると思います。

また、
英語に苦手意識を持つ人に
「全体把握」をこの本で
サラッとやってしまうと

英語に対する景色は変化していきます。


学習方法

この本の目標は
感覚的に英語を使えるように”です。

文法的な解説はあっさりしていますが
中学生であれば十分なレベルです。

文法を理解したのならば
基本練習問題を解き
本書の目標に向かって

音声を聞きながら
音読し
覚えちゃうくらい繰り返すと良いですね。

音読、暗唱というのは
昔からある学習方法で
言語習得には威力を発揮します。

通訳訓練でも学習方法として
存在しています。

教科書の音読、暗唱が
目指すところですが

まずは
この本にある基本練習問題の短文の
音読、暗唱を目標にすると良いです。


もし
英単語を覚えたいという欲求が芽生えたら
こんな本が出版されています。

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教科書理解の補助

僕は教科書理解が核だと思っています。

中学生はなおさらそうで、
さらに中学英語については
「教科書以外必要なのか?」
と思っています。

ただし、
教科書を読み込めない、使えない
そんな生徒がいることも確かですし

おそらく
それが大半です。

教科書を読めないというのは
その科目の問題性ではなくて
論理力」の問題です。


言語を使って物事を考えるということを
できるようにしなければ
いつまでたっても伸びません。


とは言うものの

とりあえず英語を!という気持ちもわかります。

そんな時は
この本を利用して
教科書を学べる段階にもっていくことが可能です。

このシリーズは共通していますが
教科書理解の事前ステップ
という内容です。

この本の学習後は
教科書へ
または他の問題集・参考書へ
進んでいきましょう。

英文法の独学スタート教材には
良いと思います。

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