みなさん、こんにちは。
今回紹介する問題集はこちらです。
この本は
中学数学の学習ハードルを
より低くしていると思います。
いろいろな場面で活用できます。
※授業動画はありますが『旧版』対応です。
詳細は学研のページをご確認ください。
どんな本なのか
出版社 学研プラス 1冊¥1,100
「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズには
すべての学年の主な科目が出版されています。
英語、数学、理科、社会、国語、
理科用語や社会科用語、国語基礎知識なども出版されています。
その中で
今回は
中学数学について
紹介していきます。
結構、
このシリーズは
塾の生徒にも使わせています。
中学数学では以下の種類が出版されています。
~※動画については旧版対応です~
「中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。」には
解説動画はありませんが、
それ以外の中1~中3数学には
全単元に解説動画がついています。
本当に素晴らしいことです。
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本の構成は
左ページに
解説と問題
右ページでは
左ページの解説と問題に応じた基本練習問題となっています。
章の最後には
復習テストのページがあります。
解答は分冊になっています。
本書の問題レベルは
教科書の例題、練習ぐらいの難易度です。
基本問題が載っており、
復習テストのページも
その名の通り
「基本問題の復習をしましょう」という感じのページです。
応用問題は載っていません。
解説動画については
本書左ページにそって行われます。
数分という短時間で
丁寧な授業です。
もし旧版で学習されている場合は
是非
授業動画を体験してみてください。
~※動画は旧版対応です~
使うべき人は誰か
教科書の内容を「さらり」と理解したい人
基本的に全編通じて
あっさりしています。
初歩的な内容の確認には良いですし、
その単元の大枠を把握するために
本書の説明を確認して練習問題を解いてみると
教科書理解がスムーズになると思います。
学習において
学ぶ内容の「大枠理解」っていうのは
結構重要なポイントですので
その点では重宝します。
旧版シリーズでは動画もあるので。
教科書学習前のあっさり理解を求める人には
良い教材です。
つまり、独学の導入に利用できる教材です。
学習方法
左ページを確認して
右ページで練習
という普通の学習が良いと思います。
ただ、
基本練習問題や復習ページの問題の
解説があっさりしています。
丁寧ではありますが
「ん、ん?なぜこんな解答になるんだ?」
という疑問を持つこともあるかもしれません。
本書解説を熟読し、熟考しても
出口が見えない状態のときは
一旦寝かせておきます。
本書での目標は「大枠の理解」です。
ひと通り学習し終わったら
教科書を読んでみることが重要です。
疑問が解消されるかもしれません。
または以下の参考書学習に進んでも良いですね。
これらの学習よって理解が高まり、
解答に対する納得が得られるようになります。
学力到達レベル
教科書理解の補助
初学者や苦手な人にとって
「数学の教科書を読む」という課題は
なかなか大変です。
苦手な人に「教科書を読め」というのは無理があります。
教科書を読めるようになる事前ステップとしての
「ひとつひとつ」シリーズはとても有効だと思います。
問題レベルは基本で
練習量としても多くありません。
普通の人が
本書だけで得意になることはほぼありませんが
学習後
より本質的、本格的な数学学習が可能になります。