現代文と格闘する レベルや使い方は?使う時期は?記述対策はできるのか?入試問題で満点がとれる?名作であることは間違いない!

みなさん、こんにちは。
本日紹介する問題集はこちらです。


名作です。
現代文の読解力を飛躍的に向上させます。

この本の内容を修得すれば
おそらく
客観式の大学入試問題で満点がとれます。

それがたとえ
早稲田大学であったとしても。



それぐらいの向上が考えられる問題集ですが
仕上げるまでに
かなり時間がかかります。

本当に時間がかかります。


名作ですが
本書学習が
可能なレベルにあるか、
必要かどうかを検討して
取り組む必要があります。


詳細を確認して
学習すべきかどうかを考えていきましょうー!


どんな本なのか

河合出版のサイトにサンプルがあります。

河合出版
現代文と格闘する -三訂版- | 河合出版 株式会社河合出版の書籍についてご案内します。

ここで
はじめに、構成、目次が確認できます。

出版社:河合出版
著 者:竹国 友康、前中 昭、牧野 剛
価 格:¥1,416
大きさ:A5判
発売日:2016年6月2日
厚 さ:432ページ
色:2色刷り

第三部の演習編の問題文が別冊になっています。



かなり厚いです。

しかも
解説が2段になっているところもありますので
解説量は非常に多いです。




構成

三部構成です。
第一部「ことばをイメージする」
第二部「文章を読みつなぐ」
第三部「文章と格闘する」

第一部は評論文頻出の重要語を、
具体的なイメージで理解することを目指します。

難しい熟語ではなく、頻出かつ重要な熟語の解説がなされています。

Ⅰ. 「字義」上の関連語
Ⅱ. 論理を示す重要語
Ⅲ. 近代をめぐる諸概念
Ⅳ. 対概念
Ⅴ. ダイナミズム(動的な見方)

以上 5 つのテーマに分かれていて
それぞれで、代表的な熟語について解説されています。


第二部は現代文を読解するための方法の説明が記載されています。

ただ、
「公式」や「定石」として覚えて、
そのとおり読むといういうよりは

文章とどう向き合って
どのように文章を読めば良いのかということが記述されています。

おそらくは
ここが本書の最重要部分で核です。

第二部は大きく二章に分かれています。
第一章は評論文の読解について、
第二章は小説の読解について解説されています。

そして
第一章では
5節にわけて
読解方法の説明や
実際に例題を使って
問題文に対してどう取り組めばよいのか
どう解けばよいのかが説明されています。




第二章も
5節に分かれています。
小説文をどう読めばよいのか、
何を意識して読みつなぎ
どうやって問題を解けばよいのかが解説されています。

第三部は演習編になります。

13題の問題を解くことで
読解方法の修得と読解力の向上、
論述や選択肢の答えを導く根拠を確実なものにしていきます。

設問の解法が具体的にわかるように
要所要所に設問タイプ別の「解法のヒント」があります。





また、
入試現代文に取り上げられるテーマについては
「知の扉」として解説されています。
ここは小論文や英文読解時の知識としても
大変有用です。


目次


目次については
河合出版のサイトでも確認できます。

問題数

第二部では
評論文と小説文の各1題ずつで
解説をおこなっています。

第三部演習編では
13題の問題が収録されています。
評論文 10題
小説文 3題 です。

各問題の設問は4,5問です。
客観式問題や記述問題などの設問で
100字程度の論述問題もあります。




各演習問題に対して
以下の5つの作業に取り組むように指示があります。

1. 形式段落の冒頭に通し番号をつける
2.問題文の重要な部分にチェックを入れながら読み進める
3.意味段落に分け、それぞれに小見出しをつけ、まとめる
4.文章全体の中心論旨を絞り、そのうえで文章全体を要約する
5.設問を解く

これを行うと
1題につき、解説まで確認して
余裕で2~3時間はかかります。
問題によっては半日を費やすことになります。

そして
1周で仕上がるような問題集ではありません。

とにかく
時間がかかります。

問題レベル

どの問題も簡単ではありません。

ただ
実際に取り組んでみると感じますが

読解力養成のための学習教材としては
非常に良い問題です。

第二部の例題、第三部の演習編の問題はいずれも
ハードな内容となっています。

本書を学習する目的は
現代文に真正面からぶつかり
読解する力を養うことです。

簡単な文章であれば
読解力が低くても正当にたどり着きます。

ハイレベルな読解力を身につけるためには
精緻な読解を必要とするような
高難度な文章と対峙する必要があります。

本書に掲載されている現代文問題は
その要求を満たす
とても良質な問題です。

難しいですが
思いっきり
ぶつかっていきましょうー!

詳しさ

丁寧です。

第三部演習編の問題は結構難しいですが
非常に丁寧です。


本書を
教材として使用できるレベルにあるのであれば
十分理解できる解説になっていますし、
「解説が意味不明」ということにはなりません。

「はじめに」の部分で
現代文を読むためのテクニックや定石に対して
否定的に書かれています。

でも、
読解方法や文章のラインのひき方など
詳細に説明されていますので、
基本的に
普通の現代文参考書・問題集と大差はありません。

本書が対象の学習者であれば
問題なく理解できる
充実した解説になっています。

ただし
仕上げるまでの時間がかかることは間違いないので
その点は覚悟が必要です。

使うべき人は誰か

現代文の読解ができる人、文系理系問わずハイレベルな演習が必要な人

開発講座を完了している人が
高いレベルで演習したい場合に使用すると効果的です。

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ただし
仕上げようと思うと
相当な時間がかかります。

現代文に学習時間を費やせるのならば
良いですが
他科目に学習時間を割かなければいけない場合は
注意が必要です。

理想を言えば
高校2年生のうちに学習をスタートさせて
受験学年の夏前には仕上げておくという
スケジュールがいいと思います。

素晴らしい問題集ですが
「必要なのか?」という見方もできるので
使用するのかどうか検討する必要があります。

最難関用の演習本なので
早稲田や旧帝大の難易度下位の大学には
不要です。

早稲田で不要なので
日本の私立大学で本書を必要とするところは
どこにもないということになります。


時間的に問題ないという前提がクリアされて

現代文能力を覚醒させて
無双状態で早稲田に挑むということならば
学習してもいいでしょう。


学習方法

反復は必須となるので
問題文はコピーして
繰り返し演習できるようにします。

学習方法としては
本書の指示どおり、”作業” を進めます。
特に、50字要約と200字要約は思考力、読解力、表現力を鍛える基本訓練なので
必ず行いましょうと記載されています。



ここが結構大変です。
ただ、
本書を学習するということは
現代文の能力を
かなりのレベルまで上げる必要があるということですから
設問を解く前の
要約による現代文訓練は行わないといけません。

本書によって
正確なプロセスに矯正することで
正しい解答を導くということを可能にします。

これって
当たり前のことなんですが

なぜその選択肢を選ぶのか、
なぜその論述答案になるのか、
といった考え方が重要で

正確で精緻な読解によって
隙なく正答を導くことを
本書での訓練によって獲得します。

その能力は簡単に手に入れることができるわけもなく
本書で要求されるような鍛錬が必要だよということです。

到達レベル

最難関大学にも対応できる読解力が身につく

時間があるという前提であれば
取り組むとパワーアップします。

ただ
必要な大学は旧帝大の上位となると思います。

この問題集を解かなくても
東京大学に合格します。

結構
使用するかどうか迷う問題集ですが
高2の冬ぐらいから始めて
高3の夏前ぐらいに仕上げられるのならば
使ってみても良いと思います。

正しく使用すれば
パワーアップにつながる問題集です。

基本的には
難しめの普通の現代文の問題集です。

楽天ブックス
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丁寧に学習しましょう。
時間はかなりかかるかもしれませんが、
仕上げた時は
現代文は確実に武器になります!

他受験生と差をつける1冊となるでしょうー!


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