問題集・参考書高校生国語

現代文読解力の開発講座 -本当の読解力をつける-

問題集・参考書

みなさん、こんにちは。
今回紹介する問題集は、

駿台文庫 「現代文読解力の開発講座」です。

現代文の勉強法がよくわからなくて
いったい何をどう勉強すれば良いのかわからない、
そんな人には価値ある一冊です。

どんな本なのか

駿台文庫
著者:霜 栄(しも さかえ)
¥1100

「問題編」と「解答解説編」の2冊分冊です。


これが目次です。
なかなかの有名大学入試問題を使用しています。


「問題編」では
一般的な現代文の設問の他、
10題すべての問題に”要旨問題”が設定されていて
要約をすることを要求しています。

「解説・解答編」にて
この10題の解答と解説が載っています。

この問題集の解説には
問題文をどのように読んでいくのかということを
丁寧に解説しています。

意味段落はどこか。
同値関係や対立関係はどれか。
注目する点は?
注意して読む箇所は?

などなど
講義形式で読みやすく
読み方を論理的に解説しています。

解説部分に問題文章の構成がわかりやすく記載されているため
視覚的にも問題文を把握することが容易です。


問題文を論理的に捉える説明の後に
設問解説に入ります。
こちらも丁寧に解説されています。



この本には
小説問題はありません。





使うべき人は誰か

現代文の論理的な読み方を徹底したい人

現代文というものは
元来論理的な文章ですから
論理的に読むことができなければならないのです。

フィーリングで読んで解いてしまうと
得点は当然安定しません。

逆に
論理性をもって
文章を把握し
解答することができれば
安定した科目に変身します。

論理的に捉え解答することは必須なわけです。

この本は
現代文とそのように向き合うことを矯正します。

現代文の学習においては必要不可欠であると
言ってもいいと思っています。


そして
この
「論理的に文章を読む」ということは
英文読解時にも
大変役に立つ知識・経験になります。


現代文の初歩学習を終えた人

要となる問題集ですが
今まで
論理性を意識せず現代文を読んできた人には
なかなか高いハードルである本書です。


現代文をまともに勉強したこともない状態で
この本に取り組んだ際
挫折する可能性がおおいにあります。

この本を修得すれば
志望大学の過去問演習に移行できる程度の本
なのですから。


まずは
初歩的な現代文読解について学んでから
この本に取り組むべきです。

たとえば
こんな本で初歩学習。
船口のゼロから読み解く最強の現代文 (大学受験Nシリーズ)




現代文初歩学習に適している参考書・問題集はいくつかあります。
自分の読みやすく、学習しやすいものがイイですね。

上記の本は
読みやすく、基本的な読解方法が解説されており
「現代文読解力の開発講座」学習の事前準備としては
合っていると思います。





学習方法

すべてを完全に修得させたい内容です。
それだけ素晴らしい本です。

この本を初めて学習したとき感動しました。

ただ
題材に毎回ついている設問
「意味段落・要旨」問題には苦戦します。

おそらく
最初はできないと思います。
要旨要約訓練を十分にしてきた人でなければ。

ということで

1周目

要旨問題はひとまず飛ばして
自分なりに読み、解きます。

重要なことは
解答解説編にて
その本文の読み方、解き方を丁寧に読んでいくということ。
特に読み方については
自分の中にしみ込ませます。

読み方を矯正していきます。


2周目

10題の問題をひととおり終えて
2周目に。

1周目で丁寧に
徹底的に学習したと思いますが
かなり忘れています。

それで問題ありません。

2周目については
学んできたであろうことを
使いながら
思い出しながら
解いていきます。

要旨問題にもチャレンジします。


まだまだ
再現性は低いと思いますが
問題の正答率は
少し上がっているはずです。

ふたたび
解答解説編を熟読し
再現できるように
その解説を
しみ込ませていきます。



3周目

2周目同様に
要旨問題に取り組み
設問も解いていきます。

その際に
解答解説編の読み方、解き方の
再現を目指し
論理的に解答が導き出せるように意識します。

正答率はかなり上がっているはずです。




すべて完全に正解できるように
そして
読み方、解き方が
解答解説編をパーフェクトで再現できるようになるまで
反復します。

自分の読み方、解き方になるまで
繰り返します。






到達ライン

完全修得後 過去問演習へ

現代文(評論)学習の初歩的な理解と演習ができている人が取り組むべき本で
論理的に読むための強化を目的とする問題集です。

難易度はほんの少し高めですが
解説が丁寧なので初歩を終えた人は取り組めます。

そして
この本の知識修得後は
過去問演習で
修得した読み方、解き方を実践していくことが
さらなる向上につながります。


国公立大学の場合は
記述論述の訓練を
もう少し厚めに行うほうが良いと思いますが、

原則
この本でどの大学も対応可能です。

もちろん早稲田でも。
実際に進学しています。


重要なことは
知識を徹底的に定着させて
それをスムーズに使えるように

演習量を確保するということです。



黄金比は
入力3に対して
出力7なのです。


正確な読み方と解き方を学んだのならば

志望大学の過去問で
十分に訓練することが
何よりも重要で
効率的だということです。





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