解き方がわかる国語文章読解 中学生の高校入試に向けた現代文学習に最適!その内容や使い方を紹介

みなさん、こんにちは。
今回紹介する問題集は
高校入試対策現代文の問題集です。

大学受験用のそこそこの現代文問題集は
いくつか発売されていますが、
正しく現代文の読解方法が書かれている
中学生用の問題集というのは
かなり少ないのが現状です。

この本は
その数少ない一冊なのです。

高校入試に向けた
わかりやすい現代文読解問題集です。
塾の中学生には
ほぼ100%使わせています。


どんな本なのか

出版社:学研
著者:石関直子
価格:¥1,210
大きさ:B5判
発売日:2010年9月15日

本体(解答解説編):87ページ、2色刷り
別冊(問題編):56ページ、白黒

分冊です。
問題を解く際は
繰り返すことができるように
問題をコビーして解く方が良いでしょう。

目次

練習問題12題と入試模擬問題の全13題です。

第1章は小説文5題
第2章は随筆文2題
第3章は論説文5題

そして最後に入試模擬問題として
総まとめテストが載っています。
総まとめテストは
小説文と論説文の2題構成で
45分間の制限時間が設けられています。

問題数は多くありませんが
演習教材ではないこと、
そして
まだ読解法が安定していない中学生が対象であるということ

それらを考えると
適切な量だと思います。

問題形式

選択式問題、記述式問題のどちらともあります。
その設問内容は
説明問題、抜き出し問題、接続詞問題、語句問題など
高校入試で一般的に問われる設問設定になっています。


特殊な設問はありません。

解答解説編には
語句や漢字の
ちょっとした問題も載っています。

量的に
十分な漢字練習にはなりませんが
チェックという点では
ちょっとした確認になって良いと思います。

問題レベル

問題文はどれも結構面白いと思います。
公立高校入試過去問が中心ですが、
いくつか
難関私立高校や難関都立高校の独自問題も収録されています。

難しいということはありません。
良質な問題です。

詳しさ

解説の構成は統一されています。
ページ数も
大問1題につき6ページで作られています。

最初に
「読解のカギ」があり
文章のどのような点に注意し、
何を意識して読むと良いのかが
簡潔に示されています。

メインの解説部分は
2段階構成です。
「Step1内容の確認と整理」
「Step2解き方と答え方」

現代文を解くうえで重要なことが
「どのように文章を読むか」です。
これができないと
解くことはできません。

この本は
”読解のカギ”で着眼点を示し、
それをもとに問題文の内容を整理していきます。

題材の現代文を整理確認していくことで
一般化された読み方を解説しています。

つまり
収録問題文だけではなく
現代文を読む際の技術が身につきます。

文章を内容を整理したのち
Step2で
実際の問いに対する解き方と答え方を解説します。

どこに注目して解答を探るか
どのような思考過程が正しい答えに至るのかを
中学生でも理解できるように書かれています。

また
答え方も示されており
記述問題の時の字数についてだったり
どのように言葉を使うかなど

正確に問いに答えるための解答づくりが表記されています。
現代文読解初学者ともいえる中学生には
非常に必要な知識となります。

解説の最後には
まとめとして
再度”読解のカギ”の確認と
文章を読解してきての振り返りが書かれています。

解説はボリュームがあり
丁寧でわかりやすいと思います。

使うべき人

本格的に現代文学習をはじめたい中学生

この本は
学習を通して
本質的な現代文読解の方法を身につけさせることを目指しています。

単にその問題文を読み、解くだけでなく
読み方、解き方の一般性を解説しています。

高校入試では
現代文の学習をしなくても
なんとか読めて
高得点がとれることも多々あります。

ただし
本書によって
正しい現代文の読み方や解き方を学ぶことで
根拠をもって
解答することができるようになり
得点が安定します

学校の授業やワークなどで
現代文学習に日ごろ触れている人には
本書学習によって
現代文読解の新しい発見があると思います。

過去問演習前に
この本を学習し
正しい読み方や解き方を知って
演習に入っていくことが効果的です。

学習方法

解答に至る過程を再現できるようになるまで繰り返す

中学生でも
現代文学習の基本どおり
姿勢は変わりません。

正解は
何度か繰り返せば100%になると思います。

ただ、
より重要なことは
正しい読み方に矯正できているのかというこです。

我流で読むとどうしても
得点が乱れることがあります。
まずは
アレンジする前に
解説どおりに再現することを目指します。

何度も繰り返しが必要です。

そのため
書き込んでしまうと
そのメモがヒントになり
完全再現ができるようになっているのかがわかりません。

問題文をコピーして
そのコピーしたものにラインなどを書き込み
学習しましょう。

最終的には
本書に書かれている
読み方、解き方で
入試問題を読解しなければならないわけですから
知っているという状態から
自由に使える知識に昇華しておく必要があります。

完全再現は
するべき最低限の状態です。

到達レベル

高校入試過去問演習にGO!

本書内容が完全に使える状態になれば
あとは
過去問演習によって
その出力が素早くできるように演習あるのみです。

いろいろな
過去問を解く中で
精度も上がっていくでしょう。

解説は少しですが
本書学習後は
志望高校の過去問や
以下のような過去問集で演習します。

解説は詳しくありませんが
正しく読めるようになっていますので
過去問集の学習の際に
質問が多発するということは
いままでありませんでした。

各自どんどん演習できていました。

さらに
力をつけたければ
高校生用の問題集を学習しても良いと思います。

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このような問題集を
時間的に余裕があれば
学習してみても良いのですが
例外なく
「ちょっと難しいです」という感想を言われています。

そんなに難度は上がっていないように感じるのですが
中学生が学習するには
言葉とテーマが高度なようです。

まずは本書で
正しい読み方を学んでみましょう。



現代文読解は思考のベースになります。

現代文読解を学ぶことで
論理性を高め
その他の科目に対しても
正確に考えることができるようになります。


高校入試や学力という面だけでなく
その後の大学入試や
社会に出た時も
「論理的に考える」ということは役に立ちます。

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