現代文記述問題の解き方「二つの図式」と「四つの定理」 時間のない理系にとっても使用しやすい!明確!具体的!わかりやすい!

みなさん、こんにちは。
本日紹介する問題集はこちらです。



現代文の記述問題の対策参考書問題集です。

現代文の記述問題のための学習にはおすすめです。

シンプルで
コンパクトで
明確な記述方法が示されています。

それゆえ
文系はもちろんですが、
現代文記述対策が必要な難関大学志望の理系にとっても
大変学習しやすくなっています。

クセもなく
とても学習しやすいので
記述対策用教材としてメインで使用しています。


それでは
詳しく見ていきましょう!


どんな本なのか

記述式問題で得点を取るための記述方法を学びます。
「内容説明」と「理由説明」の2点の解法解説に特化しています。
明確に解法を示しています。


記述式問題に対して
どのように解答を作成すれば良いのか
よくわかっていない人の「最初の一歩」的な参考書問題集としても良いでしょう。


本書で解説されている記述解答作成のための方法は
他の参考書で解説されている読解方法とケンカすることがなく
自然とリンクします。

そして
問題配置や構成がよく考えられていて
段階的に学習者の能力を引き上げる工夫がされています。

とても学習しやすい参考書です。

出版社:河合出版
著 者:浦 貴邑、中崎 学
価 格:¥1,100
大きさ:A5判
発売日:2017/10/24
厚 さ:216ページ
色:2色刷り

演習用ではなく
解法を解説する参考書問題集なので
別冊にはなっていません。



一般的な参考書の厚みです。


河合出版のサイトで
サンプルを見ることができます。

河合出版
記述の手順がわかって書ける!現代文記述問題の解き方 | 河合出版 株式会社河合出版の書籍についてご案内します。

構成

全5部で構成されています。

第Ⅰ部では記述式問題に取り組む際に知っておくべきこと、伸びる学習方法等が記載されています。
第Ⅱ部では記述式問題を解くときの最低限のルールがまとまっています。
1つの公理、4つの定理、3つの細則が載っています。この8つのルールによって記述式問題を解きます。

第Ⅲ部で、2題の例題を利用して正解へのプロセスを追体験しながら
ルールを確認していきます。
第Ⅳ部は、2題の練習問題で図式を使いながら自分で解答を作成するところまで実践します。
第Ⅴ部は、8題の実践問題です。
ここまで入力してきた知識を利用して、正しくプロセスを経て、
自分の力で解答を作成できるか実践します。

第Ⅲ部以降では
問題文があり、図式の穴埋めと解法ナビの助けを借りながら記述解答を作成するという流れです。
そのあとに、解答例、本文解説があります。


目次

問題数

第Ⅲ部 例題:2題
第Ⅳ部 練習問題:2題
第Ⅴ部 実践問題:8題

合計 12題

問題レベル

記述式問題対策を行うということは
それなりに現代文の力を高めてきた人だと思います。
演習も行ってきて
記述式問題の解答作成に課題を感じているがために
本書の学習の必要性を認識した学習者でしょう。

その学習者であれば
本書収録の問題に対応することは十分にできます。

問題の配置がとてもよく
例題、練習問題、実践問題と進むにつれて
取り組みやすい問題から少しずつ複雑な問題、長い問題になっていき
適切にレベルが調整されています。

注意する点としては
記述式問題の解き方に振り切っています。
つまり
問題文全体を詳細に解説している参考書問題集ではありません。
最低限の読解力は必要となります。

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このレベルで修得できる読解力は不可欠です。


さらに
以下のような問題集で演習してから
本書を学習すると
スムーズです。

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読解については
ある程度の力を蓄えている状態で
本書の記述対策を行うべきでしょう。



詳しさ

記述式問題への対策方法を示した参考書としては
大変わかりやすいと感じます。

解説の設問は2種類で、
内容説明と理由説明です。
基本的には
どの現代文の設問も
この2種類に収束します。

本書で解説されている内容を
要約すると
内容説明は「傍線部分割、各要素言い換え」
理由説明は「論理のスタートとゴールを確定させ、それをつなぐ」
という感じです。

理由説明については
どの参考書でも
ほぼ同じアプローチです。



本書は
ルールが少なく
問題を解くプロセスがシンプルで
そのため覚えやすく
記述対策初心者にもハードルは低く
汎用性もあり
明快です。

簡潔ではありますが
解答までのプロセスの解説は大変丁寧です。




記述問題対策初心者に対して
段階的に課題要求を高めている構成も
工夫されており
学習しやすい参考書問題集です。

また図式を用いてビジュアル方向から理解を促しています。
論理の流れやプロセスがわかりやすくなっています。





本文図解では
対応関係が
視覚的にわかりやすく



形式段落と意味段落からの本文理解を助け
主題、根拠、主張を “一口要約” として表示しています。




本文理解への詳細解説は
省略されていますが
この本文図解の2ページだけでも
かなり理解できます。

使うべき人は誰か

現代文読解法の基本を修得し記述対策が必要な人

本書の本文解説の部分は
簡素です。
そのため
本書を学習する場合は
読解方法を修得した人で記述対策を必要とする人になります。

収録されている問題文自体は難解ではありませんので
読解の基本が身についていれば学習することが可能です。

記述式問題の対応に課題があり
具体的に何を行えば良いかわからない人が対象となります。

本書学習の目的は記述式問題の解き方を修得することですが
この参考書問題集の内容を学習することで
客観問題の正答率も上がります。
記述式問題の解答は本文把握や要約に関わることが多く
本文理解につながるからです。

入試で
客観式問題しか出題されない人にもおすすめです。
もし
時間があるのであれば
現代文のさらなる読解力向上を目指して
本書を学習するオプションもアリです!


学習方法

ルールはシンプルで少ないので
覚えやすいはずです。

そのルールに則って
12題の問題を徹底的に繰り返します。

基本的には
一般的な現代文学習方法を進めます。

繰り返す必要があるので
問題文にラインやメモを書いて解く場合には
コピーして学習した方が良いですね。

本書でも書かれていますが
重要なことは
自分の頭で
プロセスに従って
解答を組み立て表現するということです。

ルールを覚えて
問題文を読んで
解説を見て
解答を確認して
インプットして
それを繰り返したところで
記憶のトレーニングに過ぎないということです。

大切なコトは
ルールに則って
自分で解答を組み立てる
そのプロセスです。

解答まで至る
プロセスが正しくなるように意識し
繰り返すことで
記述解答の表現力が上がっていきます。



実践問題の記述解答欄は
ファミマでプリントアウトできるようです。

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本書学習後は
記述問題も収録されている問題集で演習すると効果的ですね。

到達レベル

難関大の入試に対応できる!

最難関大学の入試にも対応できるようになります。

以前紹介した
船口先生の記述対策の参考書では

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より幅広い解説がなされていたのに対し

本書は
「内容説明」と「理由説明」に特化しています。

解法をとにかく
修得したい人にとっては
ピッタリの参考書問題集です。

理系が学習しても
気持ちがイイ内容です。

最難関と言われるような
大学の現代文入試にも対応できます。

本書学習後
自信を持って
過去問演習に取り組みましょう!

そして
表現力を鍛えていきましょう!


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