高校入試 実力突破 数学 受験研究社の問題集シリーズ 入試9割も狙える仕上げ問題集!標準問題集やハイクラステストとのレベルの差や違いは?

みなさん、こんにちは。

今回は
中学生の学習参考書出版社では有名な
受験研究社の問題集です。

「高校入試 最短合格への28講座 数学 実力突破 プロが考えた合格への4steps」を
詳しく見ていこうと思います。
塾でも使わせることが多い問題集です。

使う理由がある特徴的な問題集なのです。

どんな本なのか

実力突破問題集は
5教科出版されています。

このほか
中学入試用の問題集も多く出版されています。
首都圏や関西などの都市部の中学入試対策の際には
よく利用しています。

今回は
高校入試の数学を見ていきます。

出版社:増進堂・受験研究社
価格:¥1,540
発売日:2022年6月
大きさ:B5判
カラー:本体-カラー/ 別冊解答-2色刷り
本体144ページ、別冊解答56ページ

解答は取り外し可能です。


内容・構成

目次

【Part1 実力強化編】【Part2 応用力強化編】【実戦模試】
という3部構成になっています。

Part1では
学年ごと・単元ごとになっており
要点や代表的な問題とその解法がまとめられていて
その後に入試問題で各単元ごとに演習していくという内容です。

Part2では
分野ごとで融合的な問題を演習する問題が掲載されています。

実戦模試では
試験形式でリハーサルができるように
3回分作られており
全範囲で構成されています。


巻末には「最重要 暗記カード」が付録としてついています。

47枚のカードになります。



【Part1 実力強化編】

この第一部は
1~28の1年生から3年生の各単元セクションになっています。

part1の各単元最初の見開きページは
カラーになっています。

単元タイトルの横に「入試重要度」が3段階で表示されていて
「ここが問われる!」では入試傾向の分析・対策が記載されています。

次に「最重点整理」として
必須知識が簡単にまとまっています。

その後は例題トレーニングになり
数題の代表的な問題とその模範解法が載っています。
右欄にはガイドになっており
解説や覚えるべきポイント、注意点、理解を深める内容、解き方のポイントなどが
記載されており
例題を解く際の助けになります。

そして
次の見開きは

その単元の入試実戦問題になっています。

問題は
公立・国立・私立高校の過去入試問題で作られています。

各単元
それぞれ大問5題程度の収録になっています。


【Part2 応用力強化編】

第二部は
1~12の分野に分かれています。

この問題集を使用する最大の理由は
ここです。
入試出題率の高い分野をテーマ別に掲載し
テスト形式に構成しています。
たとえば「図形と関数」といった分野融合問題があり
より入試総合対策になっています。

ここも
各高校の入試問題で作られています。
問題のレベルは
問題の内容から自然と高くなっています。

これだけ多くのページに
まとまった分野融合・応用問題を収録している問題集は
以前紹介したものの中にはありません。

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これらの受験研究社のシリーズにはありません。


もちろん
以下の学研シリーズにもありません。

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入試対策というわけではありませんので
当然融合問題は載っていません。


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このタイトルが難しそうなイメージをもたせる
パーフェクトコースも
原則単元別の構成になっているので
融合問題が多く載っているページはありません。

つまり
この実力突破の「Part2 応用力強化編」という部分は
結構レアなのです。

最後は
【実戦模試】です。

3回分あります。
入試のように作られており
完全なリハーサルとして利用できます。
入試問題から選ばれて
構成されています。

問題数

複数あるシリーズ問題集ではないので
学年ごとに分かれているものに比べれば
問題数は少ないですが
本書を使用する段階を考えれば
十分な問題数です。

Part1
「例題トレーニング」:各単元 例題:数題
「入試実戦問題」:各単元だいたい大問6、7題が載っていて全単元で大問174題
Part2
大問87題

実戦模試
3回分
各回大問5題で構成

問題レベルも結構高いものもあり
完成させるためには
なかなか時間がかかります。

問題レベル

Part1の入試実戦問題は
一般的な入試問題レベルです。
同様の受験研究社の問題集で言えば

標準問題集の実力問題、ハイクラステストのstepA、stepBあたりの
レベルの問題です。

Part2の問題は
ハイクラステストのStepBぐらいの問題になっています。
融合問題については
学年ごとの標準問題集やハイクラステストには
あまりありません。


別冊解答は
白黒ですが
丁寧な解説です。
計算の省略もありませんので
この問題集を利用できる中学生には
十分な詳しさです。

使うべき人は誰か

入試標準レベルの問題演習と融合問題の対策をしたい人

問題は入試レベルだと考えていいと思います。
つまり
基本知識を使用しての基本問題は載っていません。

知識修得や基本問題は解ける状態になっていないと
この問題集を効率的に使うことはできません。

できれば
「標準問題集」などで
各単元の基本的な入試問題を解き
そのレベルで訓練をした後
本書に取り組む方が無理がなくて
良いと思います。

過去問演習に入る前の
仕上げの問題集として位置します。

公立高校志望で数学は”なんとかしのぐ”、”切り抜ける”という感じの人は
無理に取り組む必要はありません。

「入試で高得点取りにいくぜ!」という人が使うべきです。

学習方法

この問題集に取り組める人は
ある程度数学を学習してきている人なので
最初の「例題トレーニング」ページについては確認程度で
その次の
「入試実戦問題」から本格的に解いていけば良いでしょう。

一般的な入試問題よりも
はるかに高いレベルではありませんが
中には
「結構むずかしいなあ」と感じるちょうど良いレベルの問題が
たくさんあります。
良い訓練になります。

このパートを完全に解ききれるようになっていると
安定した得点を出すことができるようになります。
繰り返し解いて制覇しておきます。

パート2は
この本の特徴的箇所です。
「規則性の問題」「図形とグラフの問題」など
まとめられていることで
集中的に訓練ができます。

単元別に学習してきたことを使って
融合・応用問題を解くことに慣れていくことができます。

このパートの問題を解くことで
知識や解法定着が不十分だと感じる分野も出てくると思います。
そんな時は
一旦パート1や基本・標準問題が載っている前段階の復習をしてから
パート2に再挑戦すべきです。

パート2は
レベルの高い問題も多いので
考えたり解くための時間がかかりますが
焦らずに丁寧に取り組むべき内容です。

最後の
「実戦模試」は3回ありますので
力試しとして
時間制限を設けて
実際にどれくらいの得点がとれるのかを確認してみます。

一般的な入試問題レベルです。
ただボリュームが少なめなので
時間制限を8割ほどに設定しても良いでしょう。

目標としている得点に近いのならば
あとは過去問演習です。

学力到達レベル

公立高校入試高得点可能!

一般的な入試問題と融合応用問題の訓練ができますので
完成した際は
解ける問題も増えています。

学習時期や学習段階、
残り時間を考えて
過去問演習に入る前段階で
取り組ませることの多い問題集です。
仕上げの1冊という感じです。

本書学習後
過去問演習によって
さらに多くの入試問題で問題演習をすることで
本番9割も目指せるようになります。

難関国立や難関私立への
入試対応には追加問題集が必要ですが
一般的な入試問題に対応できる学力の確認という意味では
つなぎの問題集となります。

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一般的な公立高校入試で
高得点を目指す
中学3年生の
仕上げ問題集としては
なかなかオススメです。

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